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サジ

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はじめまして。ここでは僕が好きな日本のPUNKについて感じたこと、好きなバンドの紹介、その他様々な事を日記形式にではなく自由にかつマイペースに書いていきたいと思ってます。不定期の更新になるとは思いますが、同じ趣味をお持ちの方やこれから日本のパンクについて知りたいと思っている方の参考になれば良いなと思って始めました。
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5月18日

THUMB (サム)

バンドレビュー1発目はTHUMBです。
 
 
日本のPUNKシーンを創りあげたハイスタの後継者と言われながら解散したSHERBETのB.岡田さんとDr.片山さんに、こちらも同時期に解散したGREEN GIANTの羽沢さんを加えて97年に結成。
ハイスタのPIZZA OF DEATHより1stシングルと1stフルアルバムをリリース後、自身のレーベルTRANSFIXを立ち上げ、スプリットシングルを2枚、単独シングル2枚をリリースした後、2002年に突如解散。
 
THUMBは前身のバンド達のPOPでトリッキーなPUNKを攻撃的に進化させるべく集結したバンドと言えるでしょう。
その頃の初期THUMBの特徴は何と言っても曲が短く、ですがその1-2分の短い曲の中に起承転結のメリハリをこれでもかってくらい詰め込んだ、サム節と言うべき内容の非常に濃い印象的な楽曲達でしょう。
 
安定した高速ドラムにうねるように食い込んでくるベース、トリッキーなのに流線型なギター、さらに岡田さんの激しく低音ダミ声ボーカルに、羽沢さんと片山さんの追っかけるように・時に先行するようにして絡んでくるコーラスはいつ聴いても本当に絶品です
最初に聴いたときは「激しいし重たいし聴きずらいなぁ」と思ったのですが、とっつきづらいのは岡田さんの声質だけでしたね(笑)
 
 
ですが1stアルバム「LET'S GROW UP TOGETHER」のリリース後、しばらくライブもレコーディングもない空白の期間があります。
その後、自身のレーベルを立ち上げ1年半振りにリリースした「EVEN SO...」以降では、それまでのTHUMBを否定してしまうような、勢いよりもメロディーの深みを大切にした別バンドのような新たな展開を見せはじめました。
それまでのTHUMB節に魅了されたファンはきっと、その変化に戸惑いを感じたでしょう。
 
 
ですが解散ライブビデオの岡田さんの「3人でやる限界を感じた」などのコメントを聞くと、その変化や解散、その後再結成は無いだろうと思われたこの3人に渡辺誠さん(元SHERBET/元REACH)を加えたSLIME BALLの結成なんかはなるべくしてなった必然の変化だったのかもしれません。
 
当時ネット上で、それらの変化や解散について「岡田氏独裁政権の崩壊」なんて事も書かれたり、解散ライブで「SHERBET再結成」なんて噂もありましたが、後から考えてみるとその変化や解散についていけなかったファンの早とちりによる思い込みだったのだと思います。
解散後のメンバーのインタビューを聞き、今となって全音源を通して聴いてみると、がむしゃらな少年がたくさんの経験により大人になっていく様を見守るような親心さえ芽生えてしまいます
 
 
僕の中でTHUMBのお勧めの1枚はやはり1stシングルの「TAKE THE FIRST STEP」です。
5曲で7分強というとても短い短い1枚ですが、バラエティーに富んだ内容の濃い5曲が収録されています。
SHERBET/元GREEN GIANTという今では伝説のバンドの肩書きに恥じることの無い、それでいてそれまでのバンドを超越した素晴らしい音源だと思います。
 
僕のブログのタイトル「PUT ONE'S THUMB UP」もこの音源の中の曲名からいただきました。
(直訳すると 親指を立てろ→「GOODと応えろ」、つまり『ポジティブでいよう』って意味の比喩だと僕なりに解釈しています)
 
 
THUMBの音源は1stシングルだけではなく前期/後期問わずにどれもお勧めなのですが、これから聴き始める人はやはりリリースの順を追って、変化を理解し楽しみながら聴いていくのが良いでしょう。
 
THUMBの音源はもう廃盤になっているものは多いでしょうが、ブックオフやオークションでも安く手に入ると思いますので、暴利な商売をしようと高値で販売しようとしている方たちには気をつけて下さいね。
 
THUMBは今考えても、とてもマイペースに起伏の激しく、ワガママで自分勝手なバンドだったと思います。
やりたい事はとことんやる、やりたくないことは絶対にやらないってな感じで。
ライブのMCやビデオのオフショットでもそんな一面は見せていましたね。
でもそれが不器用で素直なTHUMBなりにの、ファンに対する礼儀だったのかもしれません。 
 
ハタからは順風満帆に見えたバンドを解散し、新たな進化を求めてバンドを立ち上げ、それでも悩み、それでも解散せずに更なる変化を求めたTHUMB
結果的にはそれでも納得仕切れずに解散してしまい、その答えとして結成された現在活動中のSLIME BALLももちろん応援していますが、今までもこれからもTHUMBほど人間味の溢れ、音源以上に人間として思い入れを深められるバンドは現れないのではないかと思います。
 
 
THUMBの解散は本当に残念なことでしたが、今後のSLIME BALLではTHUMB3人ででできなかったことの答えを出してくれると期待しています。
 
 
 
 
 
 
関連バンド
SHERBET・・・元THUMBの岡田氏と片山氏、元REACHの渡辺氏がかつて在籍。しゃがれ声とダミ声の高低ツインボーカル、単調なようでトリッキーなリズム、ポップでありつつ哀愁メロディックな楽曲であらゆる面での2面性を兼ね備え、ハイスタの後継者とまで言われたが、96年解散。
GREEN GIANT・・・元THUMBの羽沢氏、元REACHの久保氏、現SHORT CIRCUITの前田氏がかつて在籍。今のようにインディーズが認知される前96年頃に今や伝説となったSHERBETDAMAGESPROCKET WHEELら、大御所まで登りつめたHUSKING BEEらと共にアンダーグラウンドを支える。ポップでコミカルなPUNKを基調としていた。現在は手軽に手に入る音源は無いので、オークションや中古屋で異常な高値で売っていることがあるので注意。
SLIME BALL・・・元THUMBの片山氏・羽沢氏、元REACHの渡辺氏、元FUNSIDEの岡本氏で2003年結成、2004年に1stミニアルバムリリース直前に岡本氏脱退に伴い元THUMBの岡田氏加入によりSHERBET/THUMBの伝説的メンツが再結集する形となる。今年発売されたオムニバス「4WAYS」では渡辺氏のしゃがれ声メインボーカルに岡田氏と羽沢氏の高低のコーラスが絡むという、今までにはありえなかった構成が、更なる新展開を期待させる。今夏に1stフルアルバムをPIZZA OF DEATHからリリース予定。
5月16日

日本人の英語詞PUNK

さて、今日から早速バンド紹介をしていこうと思っていたのですが、僕の好きなPUNKという音楽について思うことを補足的に書いてみたいと思います。
 
 
PUNKと呼ばれるような音楽は数え切れないほどあると思いますが、僕はポップテンポの速い感じの英語詞のものを主に聴いています。
 
海外のバンドはほとんど聴いていません。っていうかそこまで手が回りません・・・。
いずれ海外の良質なバンドを探していきたいという好奇心は前々からあるのですが、現在は音源を買うお金も聴く時間も限られている生活なので、当分手をつける余裕はできないでしょう。
 
それに僕はバンドのメンバーの方がどんな音楽を聴いて今に至るのか、他のどんなバンドと仲が良く一緒に活動したりしているのか、なんてことも気になり、そんな方面からもバンドに対する思い入れを深めていくタイプなので、より身近な存在である邦楽が好きなのでしょう。
日本のバンドの方が圧倒的にライブを観るチャンスも多いですしね。
 
また僕としては日本人の下手くそなカタカナ英語の方が好みのようです。
日本語詩のものもバンドによっては聴きますが、日本語ってストレートな分だけ難しいんですよね
僕の場合は、PUNKというものに「詩の良さ」はあまり求めていません。
良くも悪くも歌を聴けばその意味が理解できてしまうこともあり、バンドサウンドの中で時に声の存在は特に隔離された異色なものな感じがしてしまうこともあるんですよね。
 
僕が日本人で英語が分からないからかもしれませんが、不思議と英語詞だと「声も演奏の一部」と認識されて自然に頭の中に入ってくるんですよね
僕の中では「人の声」というの最強の楽器がバンドサウンドに自然に加わるような感じなのです。
だからPUNKという音楽はリリースから何年経っても飽きない・いつでも新鮮な気持ちを味わえるものなのだと思います。
 
 
1999~2000年頃からMONGOL800GOING STEADYなどが頭角を現し始め、様々な日本語詩PUNKバンドが世間に認知されるようになり(もちろんその前にも活躍しているベテラン達はたくさんいますが)、そのあたりから英語詞から徐々に日本語詩に切り替えるバンドも珍しくなくなりました。
 
ですがそういったバンドの多くは残念ながら、PUNKという素直な音楽の楽しよりも徐々に己の倫理観なんかをバンドサウンドという形で作品に残すケースが増えてしまったような気がして残念でなりません。
 
それとほぼ同時期からここ数年までで一気に日本語詩のストレートさだけを売りにしたバンド達が世間に知られていったということも事実でしょう。
日本語詩PUNKバンドがオリコンチャートに食い込んでくることも最近では珍しいことではなくなりました。
 
でも誤解しないで欲しいのは、日本語詩が決して悪いわけではありません。。
そのモンパチゴイステはもちろん、英語と日本語を曲によって巧みに使い分かるLINKや、オリジナルの楽曲は日本語詩オンリーのSABOTENSHACHIなんかも僕は好きです。
 
言いたいことは「分かりやすい」ことだけで世に出ることができる時代ですが、「分かりやすいこと」以上にPUNKという音楽の素晴らしさを表現している素敵なBAND達に気付いてくれる人が増えればいいなと思って、僕はこのブログを始めようと思ったのでした。
 
 
 
PUNKって一般的に区分された音楽でも、そのフタを開けてみるとその中身は実に幅広く、その中での細かなジャンル分けされることはよくありますが、僕もその辺は詳しくは分かりませんし、あまり考えなくてもいいことでしょう。
こんなことずらずら書いておいてなんなんですが、いろんな雑誌やネット上でジャンル分け的な言葉の使いまわしはよく目にしますし、英語詞だの日本語詩だのことは、の大体のイメージするだけであまり参考にしない方がいいでしょう。
 
大切なことは「どんな音楽にしろ他人の評価(もちろんこんなこと書いている僕の意見も)は半分流す程度にし、あとは聴くことで必要な音楽かどうかを自分で判断するしか無い」っていうことだと思いますよ。
5月15日

ブログ始めました

ここでは主に自分のお好きな音楽(90年代後半~現在の日本の英語詞PUNK)や、有名どこから無名どこまで好きなバンドについての紹介なんかを、日記形式ではなく自由に書いていこうと思います。
 
 
 
そもそも「PUNKって何よ?」って思う人、たくさんいると思います。
(たまたまここに来ちゃった人の大半がそうだと思います)
正直なところ、すでにたくさん連呼してる自分でも、詳しい定義やルーツなんかはよく分かりません・・・。
 
そもそも音楽のジャンル分けなんてあってないようなものだし、演奏方法や思想なんかの背景も絡んでくると分けても分けてもキリがないと思いますし、多分ジャンルって言葉自体、商用な要素から生まれたものだと思います。
(例えばCD屋さんで、お客さんがCDを探しやすいように勝手に分けた区分なんか)
 
それに同じような音楽の趣味を持つ人でも、PUNKの捉え方・感じ方はそれぞれ違ってくるものだとも思います。
 
例えばHIP-HOPとかって今はだいぶ世間でも認知されるようになった音楽だと思いますが、誰も言葉では説明できませんよね。なんとなくな感じでしか。
音楽のルーツや背景なんか説明できても聞いている方はさっぱりでしょうし。
 
でもまぁそんなことをいってはキリが無いので、
このスペースに限っては「PUNKとは僕が好きな音楽全般」と勝手に決めさせていただきます
あえて言葉にすればライブでコブシを突き上げたくなるような音楽でしょうか。
 
それに何より音楽は誰にも邪魔される事の無い自由なものだと思いますし、CD屋さんが勝手に売場のジャンル分けできるんだから、僕もこんなとこでくらい勝手にPUNKとは何ぞやって事を書いても良いのではと思います。
 
 
 
そもそも僕とPUNKとの出会いは早いものでもう7年前になります。
 
その頃僕は何を隠そう根っからのJ-POP信者でした。
(決してJ-POPが悪いものと言ってるわけではありませんよ)
当時は音楽番組や情報誌、オリコンチャートなんかは必ずチェックしてましたし、バイト先(本・CD屋さん)もそんな趣味で安易に選んだものでした。
 
大学に入って免許も取って少し慣れ、時間にもお金にも余裕ができた頃で、趣味を追求したいと思ってそんなバイトを選び、高校までにかじっていたギターも、コピーバンドという形で新たに始めようと思い始めた頃でした。
 
ですが、ちょうどその頃好だったアーティスト達がたまたま解散だの活動停止だのを続々と発表しました。
新しい音源を待つ楽しみを奪われるファンとしては本当に辛いものですよね。
 
それで「ノリが良くて聴いてて心地良い」音楽をやってるバンドを探したところ、友人から紹介されたまたま出会ったのがHi-STANDARDGROWING UPという1枚でした。
 
それまでは名前だけは知ってたのに「テレビにも出ない、人気も認知度も低いバンド」って勝手なレッテルを貼って聴こうともしてなかったのですが、正直かなりぶっ飛びましたよ
 
「なんでこんなカッコ良いバンドがテレビとかに出ないの?」って(笑)
 
英語詞なんて聴いたこともないのに、それまでの音楽の価値観なんかを全部否定されたみたいで、でもそんなことよりも、早くこの不思議な魅力を持つ音楽を追求したい気分になり、バイト先のCD売場にタイミング良く新設されたPUNKコーナーのものを買いあさり、PUNKのPの字も知らないくせに売場担当に立候補し、時給を貰いながら手探りでPUNKの勉強してました
(今思えば当時の売場は相当ひどかったものだと思います、当時の店長すいません・・・。でもかなり売上には貢献したと思います。)
 
ハイスタは相当思い入れの深いバンドですので、いずれUPしてみようと思います。
 
 
それからというもののバイト代の大半はそんな音源収集に消え、(お金の余裕はなくなりました)
多少遠くともライブにも足を運ぶようになり、(社会人には絶対できないことですね)
会社の面接でも、バイトの話からPUNKの話に発展して熱弁し、(なぜか採用されました)
今のPUNKオタクと言われてしまうような僕がいる(むしろ言われたら光栄に思います)のだと思います。
 
 
オリコンチャートを賑わすJ-POPアーティスト達に比べ、PUNKと呼ばれるような音楽は主にインディーズで活動し、めったにメディアに露出する機会の少ないバンド達ばかりです。
 
ネットや雑誌で紹介されている文章も実は商用のものが多く、リスナー側の率直な意見や感想がレビューされているものも少ないことも事実です。
それにリスナーの紹介するHPはあっても更新が極端に少なかったり、書き手の趣味が少しづつ変わってしまっていたり、いつの間にかHP自体が消えてしまっていたりするものなので、自分の趣味を見つめなおす・整理しなおす意味でも自身で書いてみようと思いました。
 
それにいつか同じような趣味を持つ方(いるのかな??)の情報交換の場になんかなったら嬉しいですね。
 
そんなわけでPCやネットにも詳しくなく(ましてブログなんてもってのほか)、文章を分かりやすく短く表現することができない僕ですが、音楽の歴史の表舞台には決して出ない素敵なバンド達の紹介なんかをこの場をお借りして自己満足で書いていければと思ってます。
 
没有相册。